ホーム DTFブログ 導入方法 DTFとDTGのどちらを選ぶべきか?DTFプリンターの今後の展望と併せて徹底解説!

DTFとDTGのどちらを選ぶべきか?DTFプリンターの今後の展望と併せて徹底解説!

お客様からよくあるご相談。「DTF」「DTG」どちらを選ぶべきか?また、DTGでのフイルム印刷は「あり」か?

新規にウェアプリント事業を行うために機材の導入を検討される方が、DTFとDTGの選択に悩まれてお問い合わせ頂くことがあります。

それについてお答えする前に、まずDTF(Direct To Film:DTFプリンター)とDTG(Direct to Garment:ガーメントプリンター)について、簡単におさらいしておきます。
以前のブログ「DTFプリンター(DTFプリント)とは?基礎知識をご紹介」の中で述べましたが、DTF・DTGの特徴の一部を簡単に説明すると、以下の通りです。

◆DTGは、衣服に直接プリントする手法で、「無製版」という利点はDTFプリントと同じです。ただ、DTGの場合はプリントできる生地も限られ、さらに濃色生地やポリエステル生地の場合は、「前処理剤と呼ばれる液体を塗布(前処理)された生地」という条件がつきます。しかも、DTGの場合は前処理剤の跡や匂いが残るため、そのケアが必要な場合があり、手間がかかります。

一方DTFは、プリント対象が幅広く作業性が高い点は、DTGだけでなく他のプリント手法をも凌駕します。また、素材の材質や色によってシートの種類や手法を変える必要もなく、DTFプリントが全て同一シートで通用する点も大きな利点の一つです。今後プリント手法の中心的な存在になるであろうと期待が大きい手法です。

詳しくは、「DTFプリンター(DTFプリント)とは?基礎知識をご紹介」をご参照ください。

結論からいうと、新規にウェアプリント機材を導入される方にとっては、その規模にもよりますが、ランニングコストや生産性を総合的に判断すると、DTFプリンターが最良の選択ということになると考えます。

なお、ランニングコスト面の違いは大きく、DTGプリントの場合 純正のDTGインクを使うことになり、廃インクを含めてインクコストは、DTF用のインクと比べて極めて高くなります。使用インクのうち廃インク量の割合は少なくないと思われ、実際のトータルコストは更に高くなるのではないかと懸念します。日産量もDTFが圧倒的に多く、DTFでは人的コストも大幅に削減されることになります。

ただ、DTGプリントならではの良さはあります。プリント後でも生地の通気性や風合いなどが損なわれにくい点が評価され、相応の需要はなくなることはないでしょう。結局好みの問題と言うことになるかもしれませんが、消費者ニーズを考えると、この特性はDTG選択の重要なポイントの一つだと言えると思います。

そもそも、DTFとDTGでは印刷機構が異なるので、比較すること自体に無理があるかもしれません。
ただ、DTFは、直接インクを吹き付けるDTGに比べてインクの消費量が格段に少なくて済み、環境対策という点で時流にも合いそうです。

また、DTG(ガーメントプリンター)ユーザーが、機材活用として、既に所有のDTGを使ってフイルムに出力するケースがあります。安い機械ではないので、心情的には理解出来ますが、印刷の生産性においては、そもそもDTGが枚葉単位での出力を前提にしている以上、小ロットは問題なくても量産化には限界がありそうです。

以上により、弊社が何故DTFの取扱いを開始したのか、そしてDTFの魅力と今後の期待を理解して頂けるのではないでしょうか。

これまでのDTFプリントシステムと今後について

今後プリント業界では、DTFプリントへの移行が加速するのではないでしょうか?

確かに新しい技術であるため、大小様々な課題や問題点に取り組みながら、改良改善を重ねて現在に至っていますし、まだまだ途上中だと言えます。
下記の工程や要素のどの段階の問題なのか?
 《プリント加工での工程要素と製作要素》
 ・機材 ; DTFプリンター、シェーカー、オーブン
 ・材料 ; インク(特に白インク)、フイルム、パウダー、補助アイテム
 ・転写ノウハウ ; 素材適合、転写条件(温度、圧力、時間)
単に、機材や材料の不具合なのか?その交換で済むのか?等々、見極めから始まって何回も確認しながら解決しなければなりません。あるいは、それらの複合的な問題もあり、さらに難解な場合があります。

一つの大きな問題が片付いて「ハイ、OK」と常にそんな単純・順調という訳にはいきません。目先の課題に精一杯で、尻目にしていた諸問題が顕在化したり、求める基準が徐々に上がって再度のソリューションが必要になったりと、開発系の業務によくあるようなことを経験します。
結局、今後も改善改良と試行錯誤を繰り返しながら、品質とシステムの安定度を高めていくことになりそうです。

最後に、海外では、DTGユーザーの殆どがDTFプリンターを購入しているという情報もあり、〇千万円の高速ガーメントプリンター数台を使用のユーザーが、DTFを〇十台買ったという事例もあるそうで、将来の大きな方向性を示しているようにも思います。

パイオテック株式会社について

トナー転写・昇華転写や溶剤インクジェット転写及びラバープリントを中心に、各種熱転写を創業以来、長年手がけてきた弊社が、DTFプリンターの販売をスタートしました。

弊社はウェアプリント用の機材・資材の専門業者であり、熱転写のプロならではの最適なアドバイスをさせて頂きます。

ウェアのプリント品質については、摩擦堅牢度・洗濯堅牢度、及びホルムアルデヒド(ホルマリン)の数値での品質判定が必要で、機種個々に検証と試験を行うことになります。

少なくとも弊社では、基準に達しない機種・資材は取り扱わない方針です。

特に、洗濯堅牢度に大きな影響を与える転写温度やプレス回数については、突き詰めた検証を行っております。

通常のプレス条件でボディにDTF転写するだけでなく、例えばプレス温度を100℃と極端に低くしたり、プレス回数を1回にしたりと各種条件で試したのち、100回洗濯して耐久性をチェックするなど、テストを繰り返し、それをお客様にフィードバックさせて頂きます。

そして弊社では、無製版&カス取り無しでフィルムにベタプリントしてDTF転写し、シルクスクリーン印刷やラバー転写と同じような仕上がりを再現しました。

よってシルクスクリーン印刷やラバー転写の代用も可能です。

また、ナイロン撥水布、エナメル、六面パネルの帽子、PU等の合成皮革、雨傘、目の粗いニット製品等、様々な素材へのDTF転写をトライし、細かなノウハウを積み上げ続けております。

今後も、品質向上とインクのコストダウン及び印刷速度のアップ等を追求してまいります。

DTF転写は新たな製法だからこそ、こうした細かい検証が重要になります。

弊社では、DTFプリンターを実際に見て・触れて・体験いただけるDTF専用ショールームをご用意しております。安心して新製法を導入したいというウェアプリント業者様は、ぜひ弊社にご相談ください。熱転写のプロならではの最適なアドバイスをさせていただきます。

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