ホーム DTFブログ 導入方法 パイオテックが「PT-Jet VJ-628D」を選んだ理由

パイオテックが「PT-Jet VJ-628D」を選んだ理由

DTFプリンター、生産体制、シェーカー/オーブン 機材選びのポイント・注意点

《 DTFプリンター 》

・トラブルが少なく、安定しているか?

・電源が100Vか?

 日本の電圧は「100V」が主流なので、200Vの場合は別途工事が必要になります。

・リップソフト(カラープロファイル)の機能性、操作性が良いか?

・印刷クオリティー・発色、白インクの隠蔽性に問題がないか?

・イニシャルコスト、ランニングコスト

・トラブル発生時の対応

・保守対応

《 生産体制 》

・材料の適合性を検証できているか? (インク ・フイルム ・パウダー)

・生産性・生産力

・素材への対応力 ※低温圧着の方が素材適応上望ましい

・転写プリント工程での作業性の良し悪し

 面倒な下準備や専門知識を要する作業がないか?

・プリント加工後の洗濯耐久性、風合いの良さ

《 シェーカー 、 オーブン 》

・シェーカー本体が、サイズによって、搬入経路の確保と広い設置スペースを必要とする場合があり、 事前確認が必要。

・重量が大きい機材(例.180㎏~300㎏超)の場合、エレベーターの積載荷重等の注意が必要。

・機材が200V電源仕様の場合、事前に工事が必要な場合がある。

・シェーカーは、オーブンに比べて高額で、中には150万円以上のものがあり、大きな投資となる。

・トラブル発生時の対応

・保守対応

※なお、シェーカー/オーブンの比較情報は下記をご参照ください。

【ブログ】【本音トーク】DTFプリンター導入の提案スタンスについて (2022.4.1)

1.機材選びのポイントとそのリスク|シェーカー(バインダー定着機)とオーブン

  (DTFプリンター PT-Jet VJ-628D  PT-Jet DTFオーブン A2/A3-P1)

【まとめ】PT-Jet VJ-628D の特徴

DTFプリンター紹介動画

PT-Jet VJ-628Dは、日本製プリンターです。

日本初(2022年/1月)の高品質なDTFプリンターで、安定して運用してもらえる機種です。

PT-Jet VJ-628Dは、日本のプリンターメーカーよりインクメーカーのSTS社向けに特別に認定されたOEMプリンターとなります。

標準機と異なり、低粘度の水性インクを使用するDTFに合うよう日本のプリンターメーカーによってデザインされたプリンターとなります。

  • 国内初・日本製・エコテックス認証・高品質インク・省エネ仕様。
  • 電源;100V 8A 、重量;32㎏(本体)
  • ライトシアンインク(LC)とライトマゼンタインク(LM)を搭載。
    PT-Jet VJ-628Dに搭載されている「ライトシアンインク(LC)/ライトマゼンタインク(LM)」は、バインダーを含有する特殊なインクで、パウダーが付着しやすい(付きやすい)新機能がある。
    淡色布地に白インク無しで転写可能で、インクコストの大幅ダウンと印刷速度の大幅アップを実現し、この新機能がDTGからDTFに切り替える大きなメリットの一つである。
  • 最適なインク ・フイルム ・パウダーの組み合わせで、最良の転写プリント。
  • ヘッドの目詰まりが起こりにくく、廃インクも少ない。
  • PT-Jet VJ-628Dは、脱気済の真空アルミパックで、ボトル注入式よりもトラブルが少ない。
    白インクがプリントヘッドの目詰まり等の問題になる主な原因は、ボトルに注入したインクに空気が含まれるためだが、脱気済の真空アルミパックにより、トラブルが大幅に緩和される。
  • インクバッグ内が真空状態で、しかも混ざりやすいインクであるため、常時循環や攪拌の必要性がなく、安定した印刷が可能。
  • インクの使用量を抑えた省エネ仕様で、インク消費量が一般機に比べて少ない。
    PT-Jet VJ-628Dは、バリュアブルドットでインクの吐出をコントロール。
    一般的には、吐出は「大」のみだが、PT-Jet VJ-628Dは吐出を大/中/小サイズに自動振り分けでインクコストを約3割ダウン。
  • 印字速度は、3.0㎡ /h (6pass)で、A3換算で約24枚/時間。
    一日(8時間)でA3 約200枚(A4 約400枚)の転写シートを製作。
    白・淡色生地用途であれば、一日(8時間)でA3 約300枚(A4 約600枚)の転写シートを製作。
    ※白/淡色布地用は、白インクが不要なので1.5倍の高速印刷が可能で、更にインクコスト大幅減で経済的。

ランニングコスト事例

  ・白インク有の場合:CMYK+WW(ホワイト):
         A3サイズ 170~200円

  ・白インク無の場合:CMYK+LC(ライトシアン)+LM(ライトマゼンタ):
         A3サイズ 128~140円

  • クリーニングでの廃インクコストは、13円未満/A3サイズ で済み、見えないコストとしても軽微。
  • 保守は、軽量コンパクトなプリンター(32kg)ならではのセンドバック方式。
    パイオテックにて行ない、必要な場合は「メーカーによる」対応が行なわれる。

DTFプリントについて

低温(120℃)で転写が可能で、様々な素材への転写が可能。

■オーブンは、A2サイズA3サイズの2種類。

  [A2サイズ] 電源:(100V 15A 1,500W)×2電源 重量:本体のみ 約21kg

  [A3サイズ] 電源:100V 15A 重量:約14kg

ホットピール可能な「両面コート」仕様のフィルムを企画中。

■DTFプリンター PT-Jet P628D 本体価格  1,180,000円 (税別)

■PT-Jet オーブン A3 価格         90,000円 (税別)

■PT-Jet オーブン A2 価格          140,000円 (税別)

◆ウェアプリントの新規事業者こそ『DTFプリンター』をご検討頂くのが、ベストな選択となるのではないでしょうか?!

【企画中・今後の予定】

〇 近い将来、白インクの白度アップが予定されている。

〇 ホットピール可能な「両面コート」仕様のフィルムを企画中。

パウダーは、通常タイプの融点120℃前後のパウダーの他に、100℃前後の低融点タイプを企画中。

パイオテック株式会社について

トナー転写・昇華転写や溶剤インクジェット転写及びラバープリントを中心に、各種熱転写を創業以来、長年手がけてきた弊社が、DTFプリンターの販売をスタートしました。

弊社はウェアプリント用の機材・資材の専門業者であり、熱転写のプロならではの最適なアドバイスをさせて頂きます。

ウェアのプリント品質については、摩擦堅牢度・洗濯堅牢度、及びホルムアルデヒド(ホルマリン)の数値での品質判定が必要で、機種個々に検証と試験を行うことになります。

少なくとも弊社では、基準に達しない機種・資材は取り扱わない方針です。

特に、洗濯堅牢度に大きな影響を与える転写温度やプレス回数については、突き詰めた検証を行っております。

通常のプレス条件でボディにDTF転写するだけでなく、例えばプレス温度を100℃と極端に低くしたり、プレス回数を1回にしたりと各種条件で試したのち、100回洗濯して耐久性をチェックするなど、テストを繰り返し、それをお客様にフィードバックさせて頂きます。

そして弊社では、無製版&カス取り無しでフィルムにベタプリントしてDTF転写し、シルクスクリーン印刷やラバー転写と同じような仕上がりを再現しました。

よってシルクスクリーン印刷やラバー転写の代用も可能です。

また、ナイロン撥水布、エナメル、六面パネルの帽子、PU等の合成皮革、雨傘、目の粗いニット製品等、様々な素材へのDTF転写をトライし、細かなノウハウを積み上げ続けております。

今後も、品質向上とインクのコストダウン及び印刷速度のアップ等を追求してまいります。

DTF転写は新たな製法だからこそ、こうした細かい検証が重要になります。

弊社では、DTFプリンターを実際に見て・触れて・体験いただけるDTF専用ショールームをご用意しております。安心して新製法を導入したいというウェアプリント業者様は、ぜひ弊社にご相談ください。熱転写のプロならではの最適なアドバイスをさせていただきます。

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