ホーム DTFブログ 導入方法 Mimaki製DTFプリンター「TxF150-75」導入前に抑えておきたい3つのポイント

Mimaki製DTFプリンター「TxF150-75」導入前に抑えておきたい3つのポイント

今回は、Mimaki(ミマキ) DTFプリンター「TxF150-75」についてお話ししたいと思います。
まず、その特徴を大まかに言うと以下になります。

●Mimaki製DTFプリンタ「TxF150-75」の特長

  • Mimakiの技術を詰め込んだ「安定稼働」
  • Mimakiブランドによる安心「サポート」
  • 高発色を実現したECOの最先端「DTFインク」
  • 純正DTF専用インクは「ECO PASSPORT」認証に対応済

「TxF150-75」は、Mimakiの技術力が反映されており、プリント品質が高く、カラー再現性が優れています。メンテナンスが簡単で、操作性も良く、初心者でも扱いやすいと評価されています。
白インクが非常に良く、濃色ボディーの色をしっかり押さえた発色で、カラープロファイル次第で更にクオリティーの向上が期待出来ます。
他のDTFプリンターに比べてプリント速度が遅いことをネガティブな一面としてとらえる意見がありますが、安定性を重視したMimakiのDTFプリンタは、将来の量産や生産性への可能性を見据えた第一段階と期待出来そうです。

【ポイント1】製作リスク/プリンター単体購入は注意が必要!

インク・フイルム・パウダーの組合せが最重要要件の一つであることは、DTFプリンター導入のポイントとして周知の事実です。
DTFプリンター(搭載のインク)とフィルム/パウダーを個々に調達し、安易に組合せて使用することには注意が必要です。消耗品のフィルムやパウダーの特性や品質について分からないと、プロファイル設定や品質上の確認が出来ず、課題解決に支障がでるでしょう。これは、材料を供給する側として最も重視する点の一つです。更に、ベーキングや転写の加工条件によって仕上がりや耐久性が異なることを理解し、トータルで対応出来るノウハウがないと、ユーザー側で複雑な製作リスクを負うことになります。
機材と材料全てを一式トータルで取扱いし、一連のシステムとして対応出来る体制を整えることが、導入提案の肝であり、お客様へのメリットにもなると考えています。

DTFプリントシステム
DTFフィルム・DTFパウダー

【ポイント2】カラープロファイルの作成/MimakiカラーマネジメントシステムのMPM3

MPM3(Mimaki Profile Master 3)

弊社では、MimakiカラーマネジメントシステムのMPM3(Mimaki Profile Master 3)を使用し、インクリミット、カーブ、エミュレーションを含むカラープロファイルの作成に取組みます。
販売側でここまでの取り組みをすることは、一般的にあまりないと聞きましたが、DTFプリンターにおいては特にその必要性を感じており、お客様へのフォローに欠かせない対策だと理解しています。

【ポイント3】導入前の実機体験

このプリンターを導入する前に、実機体験をして頂くことをおすすめします。操作や品質を確認するだけでなく、現場での稼働イメージをよりリアルに思い描くことができます。
弊社では、「TxF150-75」限定のデモも行なってまいります。実際に見て・触れて・体験いただけます。DTFプリンター「TxF150-75」本体はもちろん、転写シートの作成に用いるフィルム、パウダー(ホットメルトバインダー)、パウダー加工に必要なシェーカー(バインダー定着機)、熱転写プレス機を用意しており、DTFプリント加工の工程を体験して頂けます。
弊社では、『75㎝幅』DTFフイルムと『75㎝幅』シェーカーもご用意しており、導入後運用のご指導もさせて頂く体制です。
導入をご検討の方は、この機会に是非ご参加ください。皆さんのご参加をお待ちしております!

パイオテック株式会社について

トナー転写・昇華転写や溶剤インクジェット転写及びラバープリントを中心に、各種熱転写を創業以来、長年手がけてきた弊社が、DTFプリンターの販売をスタートしました。

弊社はウェアプリント用の機材・資材の専門業者であり、熱転写のプロならではの最適なアドバイスをさせて頂きます。

ウェアのプリント品質については、摩擦堅牢度・洗濯堅牢度、及びホルムアルデヒド(ホルマリン)の数値での品質判定が必要で、機種個々に検証と試験を行うことになります。

少なくとも弊社では、基準に達しない機種・資材は取り扱わない方針です。

特に、洗濯堅牢度に大きな影響を与える転写温度やプレス回数については、突き詰めた検証を行っております。

通常のプレス条件でボディにDTF転写するだけでなく、例えばプレス温度を100℃と極端に低くしたり、プレス回数を1回にしたりと各種条件で試したのち、100回洗濯して耐久性をチェックするなど、テストを繰り返し、それをお客様にフィードバックさせて頂きます。

そして弊社では、無製版&カス取り無しでフィルムにベタプリントしてDTF転写し、シルクスクリーン印刷やラバー転写と同じような仕上がりを再現しました。

よってシルクスクリーン印刷やラバー転写の代用も可能です。

また、ナイロン撥水布、エナメル、六面パネルの帽子、PU等の合成皮革、雨傘、目の粗いニット製品等、様々な素材へのDTF転写をトライし、細かなノウハウを積み上げ続けております。

今後も、品質向上とインクのコストダウン及び印刷速度のアップ等を追求してまいります。

DTF転写は新たな製法だからこそ、こうした細かい検証が重要になります。

弊社では、DTFプリンターを実際に見て・触れて・体験いただけるDTF専用ショールームをご用意しております。安心して新製法を導入したいというウェアプリント業者様は、ぜひ弊社にご相談ください。熱転写のプロならではの最適なアドバイスをさせていただきます。

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ウェアプリント業界で話題のDTFプリンター(DTFプリント)。日本初の国産DTFプリンター「PT-Jet」や、各種DTFプリンターを取り扱っています。

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