【先行情報!】DTF新作ホットピールフィルムのご紹介
機能・スペック
2025/12/01

以前より開発を進めていたDTFのホットピール対応フィルムが、近日リリース予定となりました。
今回はフィルムの特徴に加えて、転写条件や染色堅ろう度試験データもまとめてご紹介します。
今回の新フィルム最大の特徴は、なんといっても “プレス後すぐに剥離できるホットピールフィルム”であることです。作業の効率化はもちろん、耐久性もしっかり兼ね備えた自信作となっています。
一般的なフィルムはコールドピールが多く、一定の冷却時間を待ってから剥離する必要がありました。
しかし今回ご紹介するホットピールフィルムの場合は、プレス → 即剥離 → 次の作業という流れがスムーズに行えます。作業工程の無駄が減り、作業全体のスピードが格段に向上すると考えられます。
転写条件について

比較的低温で転写できるため生地へのダメージが少なく、ポリエステル生地では昇華染料の再昇華(ブリード)が起こりにくい点がメリットです。また、仕上げプレス(弊社スペシャル離型紙を使用)をすることで、生地馴染み格段な仕上がりになります。定着も強くなるのでスポーツウェアなど耐久性を重視する場合にも有効です。
染色堅ろう度について

上記表では、染色堅ろう度試験証明書の結果を示しています。(検査機関:ボーケン品質評価機構)
等級は1~5段階で判定されます。数字が大きいほど退色が少ないと評価され、日常生活においては衣類の洗濯による色落ちの目安となります。5級は最も染色堅ろう度が高く、洗濯時や長期使用による色落ちや色汚染に1番強いということになります。一般的には3級以上、摩擦の湿潤は2級以上で販売基準とされる場合が多いようです。
今回のホットピールでは摩擦の湿潤の結果が5級となり、最高の堅ろう度(強度)を持つ状態と言えます。
最後になりましたが、長年のノウハウを詰め込み、満を持して開発したDTFホットピールフィルムです。
正式な発売日や価格は改めてお知らせしますが、一足先に特徴をご紹介しました。
発売開始を是非楽しみにしていてください!
本レポートには、記載時点で企画中のものも含まれています。また、商品ラインナップや仕様は、改良・変更、または廃止される場合があります。導入をご検討の際には、弊社営業担当に最新情報をご確認ください。なお、今後も様々な試作と検証を行い、情報の更新に努めてまいります。
パイオテック株式会社について
私たちはウェアプリント用の印刷機材・資材の専門企業です。
1995年の創業以来、トナー転写・昇華転写や溶剤インクジェット転写及びラバープリントを中心に、各種熱転写を手がけてきました。
長年の熱転写に関する豊富な知見を活かし、ウェアプリント業界で注目が高まっているDTFプリントを安定稼働させるための最適なサポートをさせて頂きます。

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ウェアプリント業界で話題のDTFプリンター(DTFプリント)。日本初の国産DTFプリンター「PT-Jet」や、各種DTFプリンターを取り扱っています。









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